KK's Room

    私の、仕事・趣味・興味・思考を記録しておく場所にしています。2010年2月27日から開設しました。初回だけ、「0:初めまして」シリーズをお読いただけるとありがたいです。

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    2番でいいという目標はあり得ない

    2010.03.12

    category : 2.2 日本の技術競争力

    古いテーマで恐縮。「次世代スーパーコンピュータ開発予算」の事業仕切りで、”2位じゃだめなんですか”と言われ、一時予算凍結になった件、各方面からの意見がすでにたくさんあるから、いまさら私ごときが、言うのもなんであるが、気になっていた論点を吐き出してみよう。

    このやり取りでは、攻める側も守る側も、本質的な論点を外しているように見えるのだ。

    1.”1位になることが目標”が間違い
    1位を目指すことは、技術的な目標でありえても、1位でなくなったとたんに、その価値が下がるわけではない。本質的には、最速のスーパーコンピュータなしでは、遂行不可能な計算科学という分野があることを、世の中に示すべきではなかったか。世の中に役に立つ最先端技術なのである。

    守る側のこの回答により、順位が最重要の目標であるかのような印象を与えてしまい、”2位じゃだめなんですか”との攻め言葉を生んでしまった。これによって論点がずれることになった。

    その後、1位になれる期間が数カ月しかないから意味がない、予算削れという、おかしな反論を多数招くことにもなってしまった。議論が益々違う方向に発散していったのは、最初のこの躓きが大きい。


    2.”2位じゃだめなんですか”の筋違い
    ディベート技術としては、相手の”1位になることが目標”の逆手を取った、ヒットに違いない。論理はよしだが、実際に考えると筋違いの反論だ。

    競争では、1番になりたいと思って努力して、その結果として2番になることはあるかもしれないが、最初から2番でいいと思って戦う人はいない。そういう戦い方を仮にしたとしたら、結果として2番にも3番さえもなれないだろう。

    無駄な予算をあぶり出したいという気持ちは分かるが、2位を目標にすれば、予算が下げられるというのは、技術競争のことを理解しない筋違いの議論だ。ディベートで勝つ為だけの無意味な反論だと私は思う。こういう勝ち負けのためだけの議論は嫌いだ。

    だから、攻めるも守るも、本質的な議論をせず、両方失点しているというのが私の見立て。

    もう一つの大事な効用を示そう。「最先端技術」はすそ野が広い。山が高ければ、すそ野が広いのと同じだ。最先端技術は、コア技術だけを研究開発すればいいのではなく、コア技術を支える、基礎技術、様々な周辺技術を必要とする。すそ野なしで、頂上はできない。

    アポロ・プロジェクトやスペースシャトルのプロジェクトなどで、新しい技術が開発され広範に民生適用されているのは、有名な話。コンピュータも、今のPCで使われている技術も元はといえば、10年以上前のスーパーコンピュータ技術をベースとしている。

    技術が進むには、常に先端に引っ張り上げようとするテンションを必要だ。目標として性能1位とか、発見1位を掲げるのは、健全なテンションになるのだ。議論の勝ち負けではなく、予算の必要性をもっと本質的に議論して欲しい。

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                                 今日の1枚
    2010/3/12
    小京都と呼ばれる昔風情の町が全国にはたくさんある。夕方薄暗くなってそろそろ帰ろうかとのんびり歩いていたら、
    あちこちの民家の玄関に明かりが付きだした。 - Ricoh GX100 -
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    建-1-2010.3.12:GX100-12429 

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                                 お薦めの一曲
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    Greatest HitsGreatest Hits
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    The Nitty Gritty Dirt Band

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    「Mr. Bojangles」- Nitty Gritty Dart Band -
    中学の頃、John Denverの大ファンだった。彼のオリジナル曲でない中で、「Mr. Bojangles」という曲と歌詞がとても印象に残った。Jerry Jeff Walkerが作った有名な曲とわかり、たどり着いたのが、Nitty Gritty Dart Bandが歌った奴。これが一番いい。物悲しいけれど明るく生きる老人、Mr. Bojanglesのことを歌っている。詳しくは;
    解説 http://www.ozsons.com/mrbojangles2.htm
    歌詞 http://www.softark.net/articles/m-0106.html

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    tags : 技術競争 スーパーコンピュータ GX100 

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    シママロ

    Author:シママロ
    名前 K.K.
    生年 1959年早生まれ
    職業 製造業向けIT産業
    業務 技術マーケティング・営業支援
    専門 Simulation, 最適設計支援,「つなぐ技術」の啓蒙
    趣味 写真, カメラ, シマリス, 科学読物, 一部の絵画, JAZZ, iPhone
    興味 ITの持続的社会への貢献, 情報価値と抽出, 芸術美&自然美&機能美
    出身 青森県八戸市
    住所 神奈川県厚木市

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